対面キッチンが正解なわけじゃない
こんにちは。住まいのおせっかい家です。
我が家も対面キッチンですし、家を新築する方も希望されるのがほとんど。
賃貸でも対面キッチンにしないと入居しにくいというくらい今では当たり前な感じです。
ただ、対面キッチンって色々デメリットもあるんです。
対面キッチンにすると、キッチンのシンクやコンロの後ろのスペースは、キッチンとしての機能しかないスペースになります。
何を言ってるのという感じでしょうか。
これが壁付けキッチンならどうなのか想像してみてください。
シンクやコンロの後ろ側は作業をするキッチンスペースですが、通路にもなります。
キッチンを使わない時はダイニングスペースにも。
対面キッチンと収納の間の空間はキッチンとして使う時にのみ必要なスペースです。
ダイニングテーブルを置いたりはできません。
兼用できないのでスペースが必要ということになります。
対面キッチンにするということは、キッチンが部屋の方を向いているということです。
最近は対面キッチンの向かい側にダイニングがあるのではなく、キッチンの横にダイニングがある場合が増えています。
どちらにしても、対面した先にスペースがなければ無意味になります。
極端ですが、対面キッチンの向かい側が廊下程の広さしかなく、しかも窓がなければ意味がなくなってしまいますね。
対面キッチンには窓が後ろの収納部分にしかない場合が多いです。
または、コンロの脇側。
どちらにしても、キッチンの前には窓がないので暗くなりがちです。
そんな時は吊り戸をなくすことで、対面キッチンの向かい側のダイニングやリビングの明るさを取り込んだりします。
吊り戸をなくしてオープンにすると、音も匂いも伝わりやすくなります。
なかなか全部の要望をクリアするのは難しいですね。
対面キッチンにもデメリットがあると言うことが少しは伝わりましたか。
どんな風に暮らしたいかが重要で、間取りやスペースの関係で対面キッチンじゃない方がいい場合もあります。
プロフィール
住まいのおせっかい家(すまいのおせっかいや) 代表 大野恵(おおの めぐみ)
女性が一番長い時間を過ごす”住まい”について、同じ女性の立場から、おせっかいがしたいと思い、「住まいのおせっかい家」を神奈川県綾瀬市で2019年1月創業。
建築・不動産業界で20年以上働いて、本当にお客様の立場に立った中立なアドバイスの必要性を感じて、あえて「おせっかい」をします。
【保有資格】
二級建築士、宅地建物取引士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター2級、住宅収納スペシャリスト、整理収納アドバイザー2級、ファイナンシャルプランナー3級、マインドブロックバスター、日本己書道場認定師範
サービス内容
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