こんにちは。住まいのおせっかい家です。
キッチンリフォームを検討しているお客様が、パソコンの配線などのLAN工事を検討しています。
お客様ご自身で、業者さんに連絡して見積のための現場調査がありました。
今回は、勉強も兼ねて、おせっかい家も打合せに参加させていただきました。
リフォーム工事全体の予算も含めて、どうするかの判断をするためには、直接ご依頼があったわけではない工事内容でも、把握しておく必要かあるからです。
最初は、ガスコンロと換気扇の交換を検討しているだけだったのですが、だんだん話が大きくなってきています。
でも、どこにお客様の本当の不満や目的があるのかを、見極めるのも大切なことです。
もともとは、ご主人が定年を機に、家で過ごす時間が長くなるので、快適にしたいという気持ちが始まりです。
奥様も、長い時間を過ごすキッチンやリビングが居心地良くなりたいという気持ちもあります。
何が原因で、居心地が悪いのか。
そこが、重要なのです。
よくお話を聞いていると、お客様はガスコンロがキレイになる事が、目的ではなかったのです。
モノや、LANコードが、長く過ごすリビングで散らかった状態なので、ゆっくりくつろげなかったのです。
使っていないモノも多いのですが、「断捨離したい。」と言っても、どんな風に手をつければいいのか、分からないので、リフォームしたら解決するのかなという漠然とした希望があったのです。
おせっかい家と一緒に、少しお片付けをしてみたり、今持っているモノの把握や、収納場所の変更などを提案されているうちに、「居心地の良い家にしたい」という気持ちが強くなったそうです。
工事のおせっかいだけでなく、家全体の雰囲気を変えることなど、予算も含めて、一緒に検討します。
LAN工事をどこまでやる必要かも、見積を見ながら検討もしますよ。
お客様のリフォームの目的をしっかり捉えて、それを予算内で実現するために、必要な事を見極めます。
お片付けが進んだら、対面キッチンの開口部を大きくして、解放感をアップする必要がなくなりました。
今までは、モノが置いてあったから、圧迫感があったのですね。
LANコードやコンセントなどを高額な壁厚収納に、埋め込む必要もなくなりました。
そこからの配線か露出になるのであれば、今までと変化がないからです。
コンセントは1ヶ所追加となりました。
その壁に追加が可能だろうと判断して、今までのタコ足配線を変更するためです。
お金は有限ですから、どんどんリフォーム内容が増えていくのは、おすすめしません。
ただ、工事をするタイミングで、一緒に頼んだ方がいいこともあります。
リフォーム代金を、予算内にするために、壁のクロスをそのままにする事も検討しましたが、1万円の差しかなさそうなので、予定通りお願いすることにしました。
お客様自身が、クロスの汚れが気になっていたところだからです。
予算と、工事内容の吟味は、難しい作業です。
だんだん自分自身の要望が分からなくなって、迷ってしまうからです。
そんなときは、中立な立場であるおせっかい家に相談するのも、おすすめです。
工事代金が高くなるような提案は、しません。
必要な事は、やるべきだと率直にアドバイスします。
決めるのは、お客様自身です。
でも、おせっかいをするのです。
だんだん曖昧になっていってしまう、リフォームの目的を、お客様と一緒にしっかり見極めます。
キッチンリフォームシリーズ
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